【要点ノート⑰】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:基本的人権と個人の尊重この内容は、要点KINGの内容をご紹介しております。この内容が、音声となって収録されております。05Jul2016日本国憲法公民高校受験:社会
【要点ノート⑯】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:日本の平和主義さあ、今日も短くまとめた要点をバンバン掲載していきますよ!!1.日本国憲法は、戦争を放棄し、戦力を持たず、交戦権を認めない(9条)と定め、世界の恒久平和に努力するという平和主義を基本原理としている。2.自衛隊についての政府の見解は、憲法は「主権国家が有する自衛のための最低限度の実力」を持つことは禁止していないとの理由で、合憲としている。3.日米間で結んでいる日米安全保障条約(日米安保条約)は、他国が日本の領土を攻撃してきた時に米軍が共同して対処することを約束しており、日本は米軍の駐留を認めている。4.東西冷戦が終わり大戦が起きる危険は減ったが、地域紛争やテロとの戦いが続いている。5.自衛隊は、日本の防衛という従来の任務に加えて、国連...05Jul2016日本国憲法公民高校受験:社会
【要点ノート⑮】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:日本国憲法の基本原理1.憲法は、政治権力の乱用を防止し・国民の人権を保障するという、立憲主義の思想にもとづいている。2.立憲主義の考え方は、政治が人の支配ではなく法の支配で行われることを求める、法の支配の思想とほぼ同じものである。3.憲法は、人権の保障と国の政治のしくみの2つから構成されるが、人権の保障こそが目的で、政治のしくみはその手段という関係にある。4.憲法は最高法規であり、憲法に反する法律や命令は無効である。5.日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、1947年5月3日に施行された。6.日本国憲法は、国民主権・基本的人権の保障・平和主義を3つの基本原理とする。7.国民主権とは、国の政治の決定権は国民が持ち、政治は国民の意思にもとづいて行わ...03Jul2016公民高校受験:社会
【要点ノート⑭】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:人権の歴史②7.一方で、資本家と労働者の貧富の差が広がり、労働者は長時間・低賃金労働を強いられるようになった。8.そこで、普通選挙運動や労働運動が高まり、20世紀に入ると、政治に参加できる普通選挙権や、最低生活を保障する社会権が認められるようになった。9.1919年のドイツワイマ-ル憲法は、「人間に値する生存」(生存権)などの社会権を保障した最初の憲法である。10.日本では1889年の大日本帝国憲法(明治憲法)で、初めて人権が保障された。11.しかし、人権は主権者である天皇により与えられた権利であり、法律により制限されるとされ批判的な政治活動や自由な言論は抑圧された。12.人が生まれながらに有し法律によっても制限されないという真の人権思想の確立...02Jul2016公民高校受験:社会
【要点ノート⑬】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:人権の歴史①1.人権(基本的人権)とは、個人として尊重され、自由に生きて、安らかな生活を送れるなどの、人が生まれながらにして持っている、人間としての権利のことである。2.人権の保障が認められるまでには、国王などの権力者の支配と戦い、自由を勝ち取って来た長年の努力が必要であった。3.近代革命の際には、人権の考え方が国王の支配に打ち勝ち、革命を成功させる大きな力になった。4.近代革命後につくられた、人権宣言や憲法では、人権が保障された。5.近代の人権宣言の中で保障されたのは、表現の自由や信教の自由など、権力の支配・束縛からの自由を意味する自由権であった。6.19世紀になると、財産権の保障にもとづく自由な経済活動が進み、資本主義経済が発達した。【要点...02Jul2016高校受験:社会
【要点ノート⑫】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:きまりの評価と見直し【きまりの評価と見直し】1.決めたきまりは守ることが基本ではあるが、状況に応じ見直して変えることも必要である。2.状況に応じきまりを変更した方がうまくいき、その変更に全員が納得できる場合には、変更ができる。3.きまりを評価する視点として5つのポイントがある。4.1つめは、目的を実現するための適切な手段になっているかどうか(手段の適正さ)、である。5.2つめは、内容が誰にとっても明確になっているかどうか(内容の明確さ)、である。6.3つめは、きまりをつくる過程に全員が参加しているかどうか(手続きの公正さ)、である。7.4つめは、特定の人が不利になっていないかどうか(機会や結果の公正さ)、である。8.5つめは、全員の時間・お金・もの・労...27Jun2016高校受験:社会
【要点ノート⑪】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:2節:きまりをつくる目的と方法【きまりをつくる目的と方法】1. 社会生活を円滑に営むためには、対立を調整し解決するだけでなく、同じような対立の発生を防ぐために、集団内や集団間できまりを作っておく必要がある。2.家族や友人間の約束ごと、学校や生徒会の規則、スポ-ツのル-ル、会社間や個人間の契約、国の法律や国家間の条約などが、きまりの例である。3.きまりは、対立を調整・解決し、未然に防ぐことに役立っている。4.きまりをつくるときには、誰にどのような権利・義務があるかを、明示することが必要である。5.きまりは、互いの権利を守るものであり、互いに義務を守る責任も生じる。6.きまりは、権利者の権利を守るとともに、社会集団の秩序を守る働きある。7.きまりを決めるときの話し合...27Jun2016高校受験:社会
【要点ノート⑩】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:2節:効率と公正【効率と公正】1.意見の対立を解決するためには、全員が納得できることが必要であり、納得できるかを判断する視点が、効率と公正である。2.効率とは、全員の時間・お金・もの・労力などを無駄なく使うことである。3.公正とは、特定の人が不当に扱われることがないということであり、全員が参加して決定するという手続きの公正さと、機会や結果が不当に制限されないという機会や結果の公正さとがある。中学校3年間の社会:公民の要点まとめ⑪へ27Jun2016高校受験:社会
【要点ノート⑨】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:2節:社会集団ときまり【社会集団ときまり・社会集団と話し合い】1.私たちは、家族・地域社会、学校・職場などの、社会集団の中で生活している。2.家族・地域社会は、生まれた時から所属する社会集団であり、そこで生活習慣を身につける。3.学校・部活動・会社は、目的を持って自ら参加する社会集団であり、そこで自分の能力をのばしたり、収入を得たりする。4.人間はいくつかの社会集団に属し、その一員として協力しなければ、生活を維持し豊かにできない。その為、人間は社会的存在であるという。5.人間はそれぞれ個性があり考え方が異なるので、集団内や集団間で意見が対立することがある。6.対立を解決し妥協するために、自分の意見を主張するだけでなく、対立する相手の意見もよく聞いて、話し...27Jun2016高校受験:社会
【要点ノート⑧】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:2節:文化の継承と創造【文化の継承と創造】1.グロ-バル化の進展の中で、日本で生まれた文化の中には世界で高く評価され受け入れられているものも多い。2.すしやてんぷらのような食文化、柔道や駅伝のようなスポ-ツ、マンガやアニメなどの映像文化、「もったいない」という価値観などである。3.逆に、ファッションや音楽などの文化が、世界から日本に持ち込まれ、日本の文化に影響を与えている。4.今日、少子高齢化や過疎化が進み、伝統文化のにない手の若者が減少する中で、地域で伝統文化の保存会をつくったり、伝統文化を学校の授業に取り入れたりして、若い世代に伝える努力をしている。5.私たち一人ひとりは、伝統文化のにない手であると同時に、新しい文化の創造者でもあることを自覚し、多様...27Jun2016高校受験:社会
【要点ノート⑦】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:2節:日本文化の多様性【日本文化の多様性】1.日本文化には、気候や風土に応じた地域的多様性が存在する。2.食文化の雑煮も地域により多様であり、もちが丸いか四角いか、もちを焼くか焼かないか、すまし汁かみそ仕立てかなど、地域による違いがある。3.住居も地域によって多様であり、雪の多い白川郷や五箇山では、屋根を急勾配にした合掌造りが、日差しが強く台風の多い沖縄では、熱をさえぎり風に強い赤がわら屋根が、一般的である。4.日本には、琉球文化とアイヌ文化という2つの独特な文化がある。5.琉球文化は、琉球王国の領土であった沖縄や奄美群島の人々によって受けつがれてきた文化である。6.沖縄では、中国や東南アジアとの歴史的交流やアメリカの影響を受けて、さまざまな文化が融合し...27Jun2016高校受験:社会
【要点ノート⑥】公民:1,現代社会のすがた:現代社会の特徴:2節:伝統文化の継承【伝統文化の継承】1. 日本は、中国から朝鮮をへて伝えられた漢字をもとにして、独自の平仮名・片仮名(ひらがな・カタカナ)を作り出したように、大陸文化の影響を受けながら独自の文化を形成してきた。2.長い歴史の中でつちかわれ、受け継がれてきた文化を、伝統文化という。3.伝統文化には、能・歌舞伎、茶道・華道のように、専門家の手によって受け継がれてきた文化と、衣食住・年中行事・冠婚葬祭のように、庶民によって日常生活の中で受け継がれてきた文化とがある。4.神社に合格祈願の絵馬を奉納したり、桜の季節に花見を楽しんだりという習慣や、「おかげさま」・「もったいない」という価値観や心情も、伝統文化といえる。5.七五三は、子供の成長を祝って神社にお参り...27Jun2016高校受験:社会