【要点ノート⑭】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:人権の歴史②


7.一方で、資本家労働者貧富の差が広がり、労働者は長時間・低賃金労働を強いられるようになった。


8.そこで、普通選挙運動労働運動が高まり、20世紀に入ると、政治に参加できる普通選挙権や、最低生活を保障する社会権が認められるようになった。


9.1919年のドイツワイマ-ル憲法は、「人間に値する生存」(生存権)などの社会権を保障した最初の憲法である。


10.日本では1889年の大日本帝国憲法(明治憲法)で、初めて人権が保障された。


11.しかし、人権は主権者である天皇により与えられた権利であり、法律により制限されるとされ批判的な政治活動や自由な言論は抑圧された


12.人が生まれながらに有し法律によっても制限されないという真の人権思想の確立は1946年の日本国憲法の制定を待つことになる。


【要点ノート⑮】公民2章:基本的人権の保障:人権と日本国憲法:日本国憲法の基本原理へ

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