濃度のイメージを掴みやすくするための置き換え

質量パーセント濃度の求め方が苦手だというお子さまも多いのですが、普段から目にしていたりするものに置き換えて考えてみると非常にイメージがしやすくなります。

物質が液体に溶けている「濃度」を求める問題が苦手だというお子さまもとても多いのですが、質量パーセント濃度を求める場合にはちょっとしたコツがあります。難しく考え過ぎる必要はありません。まずは、溶質・溶媒・溶液が何を指しているのかをきちんと理解した上で、濃度の問題に取り組むようにしてください。


「質量パーセント濃度とは…」


教科書や参考書などでは、質量パーセント濃度の説明として、溶液の質量に対しての溶質の質量が占める割合について百分率であらわしたもの、というような説明がしてあります。


求め方は、溶質の質量/溶液の質量×100=溶質の質量/溶質の質量+溶媒の質量×100となります。

ただ、こういった難しい言い方ですとイメージが付きづらいですし、わからなくて苦手意識を持ってしまうこともあるかもしれません。


説明そのまま覚えるのではなく、もっと分かりやすく、実際に目にしたり作ってみたことがある液体を例にして考えてみると、質量パーセント濃度についても理解がしやすくなります。


「分かりやすいものに置き換えてみましょう」


例えば、食塩水の場合には、溶質が食塩、そして溶媒が水、これらが合わさった溶液が食塩水となります。


こうした分かりやすいものに置き換えて求め方の公式に当てはめてみると、イメージがしやすくなります。

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