物質の「密度」って一体何のことでしょうか?

中学生の理科では物質の密度を求める問題が出てきますが、見慣れない単位を見ただけで難しそう…と感じてしまいがちです。実際にはそんなに難しいことではないので、わかりやすくご説明しております。

物質の「密度」についての問題が登場してくると、今まで勉強してきた「重さ」とはどう違うの?そもそも密度って一体何?と色々な疑問が湧いてくるはずです。密度に用いられる単位は、g/cm³ですからなかなか見慣れない単位で何となく難しく感じてしまうこともあるでしょう。ここでは、多くの中学生に疑問を抱かせる密度について簡単にご説明しております。


「異なる物質の大きさを合わせてみると…」


物質の重さというのは、各物質ごとにそれぞれ異なります。

大きさが違えば、重さが異なるというのは当然のことですが、二つの物質の大きさを合わせてみたとしてもそれぞれの重さには違いがあるのです。


極端に言うと、重たい鉄と、軽い綿を同じ大きさに切り取って重さをはかれば、明らかに違いが出てくるということはお分かりいただけるでしょう。


密度というのは、物質の1cm³あたりの質量をあらわしたものなのです。密度を求めるためには、物質の体積を質量で割って計算します。



「水の密度を基準に考えると…」


テストでよく出てくる問題として、その物質が水に浮くのか、それとも沈むのかが問われることがあります。


水の密度というのは1g/cm³ですので、その物質の密度が1g/cm³よりも小さければ浮きますし、大きければ沈むということが分かります。

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